目次
【免疫】とは?
空気中には目に見えない、ウイルス、ホコリ、細菌、花粉などがいます…。
それらを吸い込んでしまっても病気にならないのは、免疫力が備わっているからです。
私たちの体内にウイルスや細菌などが侵入した時に、自分自身が本来持っている細胞とは異なるものと判断し、排除しようとします。
そうすることで、私たちの身体を守って正常に保つ働きをします。
免疫力は「免疫細胞」の働きによって成り立っています。
【免疫細胞】とは、
血液中に含まれる「白血球」です。
血管内をパトロールしながら、
病原体が入り込まないように見張っています!
【白血球の免疫細胞】には、
「顆粒球」「リンパ球」「単球」
の3種類があります。
【有害物質】を排除する3つの白血球とは!?
➀まず、「顆粒球」の中の「好中球」
「単球」の中の「マクロファージ」が
血流に乗って全身をパトロールします。
細菌を見つけると、飲み込んでやっつけます!
戦い終わった好中球の残骸が「膿」です。
➁また、「リンパ球」の「B細胞」・「T細胞」の中の「ヘルパーT細胞」と「キラーT細胞」が、侵入してきた「抗原」に攻撃をしかけます!
そして「T細胞」の中の「サプレッサーT細胞」が攻撃終了を確認・合図します。
③最後に、「リンパ球」の「NK細胞」(ナチュラルキラー細胞)は強い殺傷力を持ちます!!
毎日5000個発生するといわれる「がん細胞」を見つけて攻撃し、そして死滅させます!!
また、ウイルス感染で変異した細胞も無毒化します!♪
【免疫力】は自律神経に左右される!
自律神経系は内臓や血管など全身に分布しており、呼吸、消化、循環、分泌などをコントロールしています。
【自律神経】は、
興奮、緊張時などに働く【交感神経】と、
休憩や睡眠時など心がリラックスしている時に働く【副交感神経】
の2つから成り立っています。
私たちは普段、無意識に、この2つのバランスを取りながら生活をしています。
しかし、このバランスが崩れると、心身に変調をきたし始めます。
これが、「自律神経失調症」です。
【自律神経失調症】の主な症状とは!?
・関節の痛み
・呼吸困難
・多汗
・手足の冷え
・ふらつき
・まぶたの痙攣
・耳鳴り
・めまい
・イライラ
・肩こり
・口の渇き
・頭痛
・動悸
・不眠
・不整脈
・下痢、便秘、頻尿
・食欲過多
・食欲不振
などの症状が現れます。
【自律神経の状態】と体の反応!?
・血圧
緊張する:上がる
リラックス:下がる
・血管
緊張する:収縮する
リラックス:拡張する
・血流
緊張する:停滞する
リラックス:スムーズである
・顆粒球
緊張する:多い
リラックス:少ない
・リンパ球
緊張する:少ない
リラックス:多い
※体内の顆粒球&リンパ球の割合は、6:4 です。
しかし、ストレスや怒りで交感神経が優位になると
顆粒球の割合が大きくなります。
※リンパ球が減るとNK細胞が減ってしまいます!!
これにより、免疫力が低下してしまいます。
【基礎代謝&免疫力】との関係!♪
・基礎代謝とは、呼吸や体温調節に必要なエネルギー代謝のこと。
私たちの1日の消費エネルギーの70%は基礎代謝が占めています。
基礎代謝の低い人は、低体温の傾向があります。
・食べる量が多くないのに太りやすい。
・寝ても疲れが取れない。
・冷え性
・風邪をひきやすい。
などの症状が出やすいです。
※人間の体は、
体温が「1度下がるごとに」免疫力が約30%・基礎代謝が約12%低下するといわれています。
基礎代謝も免疫力と同様、20歳をピークにどんどん減少していきます。
【基礎代謝】が悪くなると…
基礎代謝が悪くなると…
・胃腸の動きが鈍くなり、
老廃物が排泄されず、
吹き出物、クマなどの
肌トラブルが発症します。
・血流が悪くなり、
水や老廃物が溜まって、
【むくみ体質】になります。
・【セルライト】ができ、
リンパや血管が詰まりやすくなり、
身体が冷えます。
※【セルライト】とは、
皮下の脂肪細胞同士が付着すること。
また、脂肪細胞に老廃物が付着して固まったものです。
大きくなると、
皮膚の表面が凸凹になります。
太もも・お尻・下腹部にできやすい。
血行不良になり、
冷えやむくみの原因にもなります。
【基礎代謝】を上げるためには…
・ジョギング・ウォーキング・水泳・ストレッチ・サイクリング・ヨガ などの
「有酸素運動」をすることで、基礎代謝が高まります。
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参考にして頂ければ、幸いです♪
以上、
免疫力&自律神経についての
働きを知ることで、
少しでも健康に暮していくための
参考にして頂ければ幸いです♪
今日も一日、
生かされていることに感謝です♪
最後までお付き合い頂きまして、
ありがとうございました。